2015年8月16日日曜日

10歳の誕生日

今日は、我が家の愛犬「マシュリー」の誕生日です。
10歳になりました。

当時、我が家にはいつ消えてもおかしくない3つの命がありました。
私の父と母、そして私の姉の夫…
みんながその事を受け入れ、自宅で過ごせる間は過し、
状態が悪くなった時は病院へ入院する…
そんな生活をしていました。

そんな時、消え入りそうな命に目を向け苦しむのではなく、
新しく誕生する命に目を向けようと、
大阪から姉夫婦が育てていた、マシュリーの母犬を連れて来たんです。

まるで人間と同じね
妊娠すると、つわりがあり、少しずつお腹が大きくなります
そこには、約束された命があります。

そんな中、出産の兆しが現れました
ただ…その日は私が夜勤の日でした
夜中頻回に連絡を取りながら…

自宅出産を予定していましたが様子が変です
なかなか生まれず、15日の夜中病院へ救急搬送…

帝王切開で出産。
その時に産まれた一番小っちゃくて、か弱そうな犬が「マシュリー」です。

産まれたての命…
在宅酸素で、ほとんどベット上で過し、時々ひどく混乱していた母は、
ベットから出てくるようになりました

振るえる手を伸ばし、赤ちゃんの世話を初めました。
元気な兄弟たちと裏腹に…
おっぱいまで辿りつけない、ひ弱そうな「マシュリー」…
ほおっておくと死んでしまいそうです。

私の母は、マシュリーが心配で、
一生懸命にマシュリーを母犬のおっぱいまで連れて行きお世話をしていました。

そうやって、少しづつ母も動けるようになったんです。

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