2015年7月21日火曜日

最新機器を見ながら…

 医療は進化しています。
その機器の一つ一つが凄い!
以前、MRIが出始めた頃…その機器はお釜のようになっていて
凄い圧迫感がありました
おまけに凄い音…時間もかかりました。

これでは高齢者や認知症がある方が怯えないはずはありません
「ちゃんと撮れるかしら?」と
「じっとしている事が出来ますように…」と
よく祈ったものでしたが…
今の最新機器は、凄い!
すっきりして凄い解放感
何も恐れを感じさせないし、音も随分軽くなり、時間も短縮している模様です。

凄いな…
子供の頃に漫画の世界で見ていた物が、現実になってる

苦痛を最小限にとどめ、人間の内部が見れます
それは、毛細血管に至るまで…

大腸検査でも昔のように「高圧浣腸」を繰り返し腸をきれいにして
肛門から器具を入れて…
空気を入れたり、体位を代えたり…
それはそれは大変でした

本人はもちろん、介助する側も、診断するドクターも…
今は、腸を空にしたら、
カプセルを飲むだけで内部が全てコンピューターによって診れます

パソコン上ですから、気になる部分を繰り返したり、
更に細かい映像に変えたり…

時代はどんどん進化してます

んんん?
 本当に進化してるのかな?
なんでも出来るようになってるのかな ?

良くなってるのではなく、
人間の手で何か大切な物を、壊して行ってるのではないかしら?
それは気づいた時には取り返しがつかない事になりそうな…

最新機器を感心して見ながら、ふとそんなことを考えていました。

0 件のコメント:

コメントを投稿