2014年11月7日金曜日

恋しい人は…




ふと見るとマシュリーが…
亡き母のスカーフを手繰り寄せて、恋しそうに、寂しそうに、顔を擦り寄せていました。

母のお気に入りのスカーフです。
母はとってもオシャレな人でセンス抜群でした。

殆どの品は、欲しい人にあげましたが、このスカーフはテレビが消えている間、何時も掛けています。

何かの拍子に下に落ちたのでしょう…
マシュリーが大事そうに持っていました。


「あらあら、マシュリー…」と声を掛けると、何とも言えない表情で私を見ました。

まだ、匂いが残っているんでしょうね…

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