2014年2月3日月曜日

可愛いカナリヤ…No1

今日は娘(通称カナリヤ)が…
高校生活最後の、卒業バス旅行に「ハウステンボス」に行ってきました。

このチョコレートがお土産です。
「一度食べて見たかった!」と嬉しそうな顔して…

でもね…
こんな嬉しそうな顔を見れるなんて数年前までは想像すらできなかったんですよ。

ここまで導いたのは神様…としか言いようのない日々があったんです。

私達が、今の教会に導かれて…
私は「これで大丈夫…神様が全てのことを益として変えてくださるから…私はもう大丈夫だ!」って、なんだか光を見つけたような思いだったんです。

でも、ある人が言いました。
「あんまり神様に熱心になると十字架を負うよ…」って…

神様を恨むほどになっていた私が、神様の方を向いた時…

母が「間質性肺炎」になり…生と死の狭間で苦しみ…
ついて行くかのように父が…心臓の手術が先か頸動脈の手術が先か…と緊急を要する状態になり…
あれが先か、これが先かとてんやわんやするうちに…

苦しみは二重にも三重にも重なり…

娘は中学校へ行けなくなってしまったんです。
苦しむ娘の姿を見る度に私は自分の事を責めました。

この子が一歳になったばかりの時…
私は全てを無くし…
背中にこの子を背負い、両手に二人の娘の手を握りしめ…出てきたんです。

だから…この子は父親の顔を知らないんです…
誰よりも父親を求めていた子です…

私は、ずっとずっと必死で生きてきて…この子達の命を守るために頑張ってきたのに…気がつくと…

あまりの忙しさに…
私は育て方を間違ったんでしょうか…

大切なものって何?

娘はどんどんどんどん闇の中に入って行って…
どんなに助けようとしても、どんなに神様に祈っても、私の祈りも深い闇に飲み込まれ…

そう…
私も何度も闇の中に一緒に落ちて行ったんです。

でも、そんな苦しみの中…
「わたしはあなたの行いを知っている。見よ。わたしはだれも閉じることのできない門を、あなたの前に開いておいた。」(ヨハネの黙示録3章8節) って語られてる気がして…

でもね…神様がそう言っていると思っても、その門が何処にあるのか、どんなに探し求めても解らないんです…

私は何をどうして良いのか解らず…
何度目かの地の底で思いました。
「もういい…誰も何も言わないで…私はここでいい…もう疲れた…」と。

すると、朝早く携帯が鳴りました。(まだ6時すぎ)
思いもかけない人が「おい!生きとるか!」って…
消え入りそうな私の声を聞いて言いました。「おい!お前は神様に助けて下さいも言えんのか!」って…
必死で怒鳴るんです。

二重三重にシャッターを下ろして鍵までかけていた状態の中で…
シャッターに手をかけ少し開けて…
私の声が漏れたんです。
「か・み・さ・ま…」って、か細い声が…
途端に一気に大きな声で「神様!助けて下さい!」って叫んでました。
すると、眩しい光がさして…私は地の底から強い力で引き上げられたんです。

その時の喜びは言葉にならない程で…
まるで初恋の時のようなトキメキが…「もう誰も…二度と愛さない!」と言っていた私でしたが…


つづく…

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